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贄川 勝吉 院長

KATSUYOSHI NIEKAWA

贄川 勝吉 院長

贄川 勝吉 院長

にえかわ歯科医院

新宿区/北新宿/大久保駅

  • ●歯科

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

贄川 勝吉 院長

スペシャリストになりたいと思っていました。どの分野であろうと、その道を究めていくような仕事に就くことをイメージしていたのです。それが歯科となったのは、たまたまという要素も強いのですが、今となってはその偶然に感謝しています。自らが究めた道で、困っている人の助けになれるということは、非常に光栄なことですから。
大学を卒業後、大学院で補綴科へと進みました。専門は、顎補綴(がくほてつ)。顎補綴とは、手術であごの一部をとってしまった方のために特殊な入れ歯をお作りしたり、口蓋裂の方の最終的な補てつを製作する分野のこと。この期間に培ってきた技術や知識は、今に生きています。
『にえかわ歯科医院』は1998年に開院いたしました。それ以前に勤務していた病院から近かったこともあり、現在の場所を求めたのです。あれから20年近くが経ち、今は近隣の患者さんがほとんどという状況ですが、勤務時代の患者さんも少なからずお見えになっています(JR中央/総武線・大久保駅から徒歩2分)。

『にえかわ歯科医院』の診療方針を教えてください。

贄川 勝吉 院長

患者さんにとって望ましい医療を提供する、ということに尽きるかと思います。やや難しい言い方になりますが、その方が望むというより、我々専門家が見て、その人にとって必要な医療を提供するということです。
虫歯1つとってみても、進行が止まっているようであれば、手を加えずに観察していくほうが望ましいことがあります。その逆にと言いましょうか、この場所に1本しっかりとした歯、インプラントがあれば他の歯も守れるというケースでは、それをおすすめすることもあります。
私たちの仕事は、患者さんからただ求められるものを提供すれば良いわけではありません。まずは専門的な見地を伝え、それを患者さんの希望と照らし合わせ、納得のいく医療を提供し続けていきたいと考えています。

病院に勤務されていた経験で役に立っていることを教えてください。

贄川 勝吉 院長

病院の中にある歯科ということもあり、患者さんの多くは、糖尿病や高血圧、透析治療などを受けておられる有病者でした。そちらに身を置いていたことで、お口のみならず全身の病気やお薬に関する知識を得ることができました。逆を言えば、知識を得たことで、無為に怖がることもなくなったように思います。感染症への対策はその1つの例でしょう。スタンダードプリコーション、つまり標準予防策といい、すべての人が病気を持っている可能性があるという認識のもとで、同じ感染対策を施しています。
電解中性殺菌水の採用も、経験から得た知識によるものと言えるかもしれません。当院では、患者さんがうがいをされる水や、歯を削るときに出る水のすべてに、殺菌水を使用しています。治療をしながら殺菌も同時におこなっていることになり、安心して治療に臨むことができています。
若い先生方に1つアドバイスをさせていただくとすれば、病院の歯科に1度は勤務をされたほうが良いかと思います。医科にまで目の届く範囲を広げることは、その後の歯科医人生において、有形無形の財産を得ることになるのではないでしょうか。

訪問診療にも力を入れているとうかがいましたが?

サイトをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

まずみなさんにお願いしたいこととして、診療を断りなくキャンセルしていただきたくないというのが1つ(笑)。それからもう1つは、お口の中のことを自分なりに理解していただきたいということです。治療を受けたら、その結果も、自分のお口の中を見て把握していただきたい。昨今は“痛くない治療”が注目されていますが、本当に良い治療、良い結果を得るためには、ある程度の痛みがともなうことがどうしてもあります。お口の中を自ら観察し、治療の正否をよく確かめていただきたいと思うのです。
とはいえ、一昔前に比べ、お口の中に関心を持つ方の数は非常に多くなってきました。お口に関心を持つということは、病気を防ぐことに直結します。将来に渡って良い環境を保っていただくために、今以上にお口に関心を持っていただければと思います。

※上記記事は2016.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

贄川 勝吉 院長 MEMO

  • 出身地:長野県
  • 趣味:ゴルフ
  • よく手にとる本:歯科関連書籍、ビジネス書
  • 好きな映画:サウンド・オブ・ミュージック
  • 座右の銘:謙虚に、かつ貪欲に
  • 好きなアーティスト:加山雄三、松田聖子
  • 好きな場所:診療室

グラフで見る『贄川 勝吉 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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