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田口 文彦 院長

Fumihiko Taguchi

いつまでも自分の歯でおいしく食べられるように、歯の健康をサポートしたい。

大学卒業後、等々力にある歯科医院で6年間経験を積んだのち、都庁前駅から徒歩4分の場所に開業。

田口 文彦 院長

田口 文彦 院長

田口歯科医院

新宿区/西新宿/新宿駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科

新宿で40年。地域の歯科医療に貢献。

田口 文彦 院長

実家は木曽で材木屋をしています。私は長男ですから、本来であれば跡を継ぐべきところだったのかもしれませんが、父は「跡を継げ」といったことは一切言わず、「医者か歯医者になるのなら上京してもよい」と快く送り出してくれました。ちなみに次男は医者になり、今は三男が父の跡を継いで材木屋を切り盛りしています。
大学卒業後、等々力にある歯科医院で6年間経験を積んだのち、当院を開業しました。大学を卒業してから6年での開業というのは、今なら早いと言えるかもしれませんが、その当時はむしろ遅いくらい。歯科の学校が7校しかなく、歯科医の数も非常に少ない時代でしたので、大学を卒業してから2~3年で開業する同級生たちもたくさんいました。
目の前に新宿中央公園を臨むこの場所に「田口歯科医院」を開業したのは昭和54年のこと。その頃は、周辺に大きな建物と言えば京王プラザホテルくらいで、もちろん都庁もまだありませんでした。以来、約40年間にわたって新宿の街の変遷を見続けるとともに、地域の皆様の歯の健康をお守りするお手伝いをさせていただいてきました。

新宿の街の変遷を見守り続ける。。

田口 文彦 院長

当院は都営大江戸線の都庁前駅から徒歩4分、新宿中央公園を挟んですぐ目の前が東京都庁という場所にあります。当院から東側、すなわち都庁方面には高層のオフィスビルが数多く立ち並んでいますが、当院から西側にはそれとは対照的に、昔ながらの住宅地が広がっています。そのため当院にいらっしゃる患者様も、ビジネスパーソンの方と、近隣にお住まいの方がちょうど半々といった感じになっています。
その割合は、約40年前も今(2016年)もそれほど変わりありません。むしろ大きく変わったのは患者様の年齢でして、やはり50代以上の患者様が増え、なかには80代、90代の患者様などもいらっしゃいます。昔はこのあたりは子どもの数も多く、周辺には小学校が3校もあり、私も校医を務めたりもしていたのですが、今は1校を残すのみ。にぎやかだった頃を知っている身としては、そこはやはり少し寂しさを感じますね。

高齢化社会に伴うニーズに積極的に取り組む。

田口 文彦 院長

「地域の皆様の虫歯は治療し尽くした」と言ったら言い過ぎですが(笑)、それでもこの40年の間に、虫歯の患者様の数は非常に少なくなりました。その背景にはもちろん、歯の健康に対する皆様の意識の高まりもあるでしょう。予防という観点から、そうした患者様に対して定期検診の受診をおすすめし、必要に応じて歯磨きの指導や、食事や喫煙に関する助言などをさせていただく。こうしたことも、地域に根差した歯科医の大事な役目だと思っています。
また、先程ご高齢の患者様が増えているというお話をしましたが、それに伴い入れ歯やインプラントに対するニーズなどは確実に高まっており、歯をなくされた方のための治療にも当院では力を入れています。
そしてこれは当院に限らず、新宿区の歯科医院全体で取り組んでいることですが、在宅診療にも力を入れています。元々は、私が新宿区の歯科医医師会の会長をしていた頃に音頭をとって始めたことなのですが、高齢化が進み、自力での通院が困難になる方などが増えるなか、在宅診療の重要性は今後ますます高まっていくことでしょう。地域の医師、看護師、栄養士、ヘルパーといったさまざまな専門家と連携した、きめこまかい地域医療体制づくりに、引き続き力を注いでいきたいと考えています。

まずは人を見る。そして、耳を傾ける。

「歯ではなく、人(患者様)を見る」ことですね。もちろん、治療に際しては歯の状態もつぶさに見るわけですが、その前にまずは人を見ることが大事だと思っています。長い間、歯科診療に携わってきましたので、たとえば患者様が診察室に入ってくるご様子を見ただけで、経験上わかることが実はたくさんあるんですよ。
そして「見る」ということに加えてもうひとつ、患者様のお話をしっかりと「聞く」ことも常に心がけています。それは、こちらがしたい治療ではなく、あくまでも患者様が望む治療をするために他なりません。患者様お一人おひとりの生活環境、立場、そしてご希望などをきちんと踏まえたうえで、その方に合った治療法を、当院ではご提案させていただいています。

これから受診される患者さんへ。

虫歯は自然に治癒することはありませんし、初期の歯周病には自覚症状がほとんどありません。であるからこそ、早期発見・早期治療が大事になってきます。そのためにも、ご自身の、そしてご家族の「かかりつけ医」をぜひとも見つけていただき、歯の健康状態を定期的にチェックしてもらう習慣を身につけていただければと思います。
また「歯は口を変え、口は顔を変え、顔は表情を変え、表情は人生を変える」という言葉もあるように、歯の健康は単にお口のなかの問題にとどまらず、広く人生の質(QOL)にも大きくかかわってきます。これからも歯科診療を通じて、地域の皆様のQOLの維持・向上のお役に立つことができればうれしいですね。

※上記記事は2016年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田口 文彦 院長 MEMO

  • 出身地:岐阜県
  • 趣味:ゴルフ
  • 好きな本:『天才』(石原慎太郎)
  • 好きな映画:任侠もの
  • 好きな言葉:和を以て貴しとなす
  • 好きな音楽:演歌
  • 好きな場所:ゴルフ場のあるところ

グラフで見る『田口 文彦 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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