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伊藤 実喜 院長

MIYOSHI ITO

未来の医療に挑戦する第一歩として。より気軽に掛かれる地域のクリニック

福岡大学医学部大学院博士課程修了(医学博士)。福岡リハビリテーション病院副院長、久山療育園施設長を歴任し、1996年に伊藤医院(福岡県春日市)を開業。9月1日オープン(JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」より徒歩2分、東京メトロ「仲御徒町駅」より徒歩2分)。趣味のマジックはプロ級。NPO法人日本・レイテ友好協会ボランティア理事。

伊藤 実喜 院長

伊藤 実喜 院長

東京上野マイホームクリニック

台東区/東上野/仲御徒町駅

  • ●内科
  • ●アレルギー科
  • ●泌尿器科
  • ●消化器内科
  • ●糖尿病内科

困っている人を助けるのが医者の務め

伊藤 実喜 院長

私は福岡の小郡市というところで生まれ育ちました。高校二年生の時、祖父が亡くなってしまったのですが、なにしろ田舎なものですから、医者が少ない、そもそもいない、という有様で。そこで「医者を目指そう」となったわけです。
大学は福岡大学に進みました。当時の私立大学ですから、同級生にはお医者さんの息子さんが多く、おそらく9割近くがそうだったのではないでしょうか。彼らは、医者というものがどういうものか、知っているわけです。それに対して私は、一種の負い目を感じていました。彼らと並び立つには、それなりの努力をしなければならない。そう考え、大学卒業後は大学院に進み、学位を取得しました。その後、様々な臨床経験を積んでいくわけですが、やはり、治っていかない病気が多いことを身を以て知るようになります。患者さんの病気を治すのが、医者の務めです。ですから、例えば東洋医学であったり、温泉療法であったり、貪欲に知識を求めるようになりました。マジックもしかりです。「笑い」や「愉しみ」が免疫力を上げてくれることに当時から着目していました。リラックスすることを医療に取り入れることが大事だと考えたんですね。
そうこうしているうちに、当時フィリピンで慰霊活動を行なっていた私の叔父から連絡がかかってきました。「医者が少ないから手伝ってくれ」と。困っているところに行くのが医者、という信念を私は持っていたものですから、後先を考えずに向かうことにしたのです。マジックも含め、フィリピンの方々には非常に喜ばれたものです。
困っているところに行くのが医者の務め、と申しましたが、今回こちらにクリニックを開くことになったのも、言ってみれば、その信念の先にあったものでした。平石先生という方がいらっしゃいます。出生前診断の分野で多くの業績を残されている先生ですが、当時、体調を悪くされて、そのピンチヒッターとして私に白羽の矢が立ったのです。先生の代わりに診療を続けるうち、コロナ禍を迎え、より新しいクリニックのカタチが必要と考え、『東京上野マイホームクリニック』を開設するに至りました。

一般内科からアレルギー、泌尿器科まで幅広く診療

伊藤 実喜 院長

腹痛や発熱、風邪などの一般内科に類するものから、アレルギーまで幅広く診療を行っています。お話を伺った上で、基本的には対症療法を行っていくことになりますが、クリニックの範疇を超えると判断すれば、連携している病院等にご紹介しています。
また当クリニックでは、内科、アレルギー科に加え、泌尿器科を標榜しています。ご存知の方も少なくないと思われますが、現在、若者を中心に梅毒やクラミジアといった性感染症が流行しています。これらは早めの治療が大切ですので、街のクリニックとしてケアをさせていただければと考えています。中高年のEDも同様です。深刻な悩みを抱えている方が多い症状ですので、自由診療による注射療法を含め、できる限りの対応をさせていただいています。

納得してお帰りいただくために

伊藤 実喜 院長

納得していただける診療を、と考えています。その一助となればと、患者さんにはおひとりおひとり、その場で略図を書き、ご説明を行なっています。この症状はどんな病気が考えられるのか。治療の種類はこれだけあって、今、あなたがどの段階にあり、次の選択肢として何があるか。1枚の紙に描くことでわかりやすい説明が可能になります。数値的なことを言われても、ピンと来ないですよね。その場でグラフなどを描き、それをお渡しすることで、お家に帰っってからも理解が深まることになります。こちらから言うだけではなく、一緒に病気を解明していくというのが当クリニックの基本姿勢です。

オンライン診療は未来の医療

コロナというパンデミックなことが起こり、診療所に行くことをリスクと考える方が増えたのは、ある意味、無理からぬことです。オンラインであれば、風邪がうつる心配もありません。お薬にしても、他の人に接することなく、受け取ることができます。特に高血圧や糖尿病などの慢性疾患の場合、お薬が常に必要です。状態に変化がないのに、そのためだけに診察を受けるのは負担ともなります。それがリモートでできるとなれば、患者さんとしては助かると思うのです。将来的には、看護師が患者さんのところに出向き、医師の指示によって点滴等の処置を行うことまで視野に入れています。効率の良い、未来の医療として、オンライン診療の普及にも貢献したいと考えています。

これから受診される患者さんへ

いつでも、どんなことでも相談できるお医者が、理想の医者、ではないでしょうか。オンライン診療は、その答えの1つとなるでしょう。オンラインがあることで、医療はより身近になっていくのです。お身体のことで何か気になること、困ったことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

伊藤 実喜 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 趣味・特技:マジック(日本奇術協会所属。『Dr.Magic』)
  • 好きな本:マジックに関する書籍、雑学書、医学関連書籍
  • 好きな映画:アクション/山田洋次監督作品
  • モットー:「医者は困っている人のところに行くのが仕事」
  • 好きな音楽:スクリーンミュージック
  • 好きな場所:「五感に触れられる場所をゆっくりと回るのが好きです」

伊藤 実喜 院長から聞いた
『糖尿病(2型糖尿病)』

症状が出る前に、日頃からできることをやっていくことが大切

糖尿病は、初期にはほとんどが無症状で、静かに進行していきます。逆に言えば、喉の渇きや、手がしびれるといった症状が出てしまっている状態は、危険ということなんですね。
糖尿病の治療ではお薬も大切ですが、食事や運動に目を向けることが大切です。血中に糖分が多くなるのは(甘い血液)、摂取しているからに他なりません。故に、ご飯や麺類などのデンプン、あるいはデンプンで作られたアルコール類を飲むと血液が甘くなりますので、注意が必要です。
食事をすると血糖値が上がるわけですが、上がらないよう、そのカーブを緩やかにするためには運動が重要です。それも、食事の前ではなく、食後におこなっていきましょう。食後1時間より前を目安に適度な運動をすることで、血糖値が上昇するのを予防することが可能になります。
今からでもできることがあります。お昼にお弁当を食べるとしましょう。もったないですが、ご飯を4分の1だけ残してください。それなら、今からでも始められますよね。

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