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神藤 慧玲 院長

ERI SHINTOU

西洋医学と東洋医学を併用した患者さん本位の治療を
婦人科から男女不妊治療まで女性やご夫婦のお悩みに寄りそうクリニック

千葉大学医学部卒業後、千葉県内・東京都内の大学病院・東京山手メディカルセンター、慶愛クリニック・慶愛大木クリニック、北里研究所東洋医学研究所漢方外来陪席を経て御苑アンジェリカクリニックを開院

神藤 慧玲 院長

神藤 慧玲 院長

御苑アンジェリカクリニック

新宿区/内藤町/新宿御苑前駅

  • ●内科
  • ●ペインクリニック
  • ●皮膚科
  • ●産婦人科
  • ●婦人科

7代続く医師の家系を継承

神藤 慧玲 院長

私の家は7代続く医者の家系です。子供のころから一番身近な職業が医師という仕事でした。医療の道を選んだのはその影響が大きいですね。私自身、元々物ごとを調べることが好きなので、医師は自分に合っている職業だと思います。実家が2代前から婦人科の診療を行っていたこともあり、その流れを継承する形で診療科目には婦人科を選びました。
大学卒業後は、東京や千葉にある大学病院や東京山手メディカルセンター、慶愛クリニックなどで婦人科を中心とした臨床経験を積みました。また、私の家では父の代から医療に漢方を取り入れています。私自身、臨床経験はありましたが、漢方には流派によって違います。幅広い医療を学ぶ意味もあり、北里研究所東洋医学研究所で漢方医療についても学びました。これまでの西洋医学、東洋医学の知識を診療に生かすため、御苑アンジェリカクリニックを開院致しました。(東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅2番出口より8分、四谷三丁目駅より6分)

婦人科から男女のブライダルチェックまで幅広く診療

神藤 慧玲 院長

当クリニックは婦人科診療のほか、内科、皮膚科、妊活外来やブライダルチェックまで、女性のお悩みを中心に幅広い診療を行っています。父の代から数えると診療実績は30年以上。手狭になったこともあり、2017年12月に新宿、内藤町へ移転しました。クリニックのある四ツ谷周辺は昔から住んでいる地域なため、私にとり馴染みのある場所です。街の人達も存じあげている人が多く、地域密着の医療を行いたいと考えこの場所を選びました。患者さんは近くにお住まいの方やお勤めの方が多くご来院されます。お仕事をされている方の中には、お昼休みにご来院されて検査されることもありますね。
受診にみえる患者さんは、不妊症や、婦人科のほか、ちょっとした風邪や内科的な症状診察でみえる方もいらっしゃいます。中学生位からご年配の方まで年代は幅広いですね。婦人科領域はデリケートな部分も多いので、女性の医師への相談をご希望される方が多いと思います。
クリニックを開院する際に気を付けたことはあまり女性的な内装にしないこと。当クリニックでは、男女への不妊外来やブライダルチェックも行っているため、男性の方にも利用しやすい院内にしたいと考えました。患者さんが何でも相談できるよう、院内の色合いや内装は落ち着けるような雰囲気を目指しました。
診療科目の中で一番力を入れているのは、やはり女性医療です。働く女性の方はさまざまな理由で検査すべき時に検査ができないなど、ご自分の健康管理が後回しになっていることが少なくありません。そうした方たちが簡単に通えるようなクリニックにしたいと思っています。また、閉経後や更年期障害の方の診療も行っており、現在も多くの患者さんが来院されています。特に更年期障害の方には漢方での治療がとても有効で、保険診療が可能ですので、だいぶご負担も少ないのではないかと思います。
女性特有の病気は社会でそれほど広く啓蒙活動がされていないのが現状です。皆さん十分な知識をお持ちでいないことも多く、生殖に関して知識は小学校や中学校で習いますが、それ以外の知識を得る機会はなかなかありません。ですから、感染症や生理不順など体のトラブルの際にどうしていいか分からない…という方も多いのです。女性の疾患は何かあった場合にはなかなか他人には相談しづらいものです。当クリニックは女性が体のちょっとした悩みを気軽に相談できる場所にしたいと思っています。

男性も大丈夫。ブライダルチェックや不妊治療

神藤 慧玲 院長

当院はブライダルチェックや不妊治療にも力を入れています。ブライダルチェックとはご結婚を控えた方のために妊娠や出産に影響を与えるリスクの有無を調べることを指します。一般的に不妊治療もブライダルチェックも女性向けの検査というイメージがあるかもしれませんが、当院では女性だけでなく、男性向けの検査も行っています。
例えば、クラミジア感染症では男女共に症状が出づらいのが特徴です。気づかないままパートナーの方に感染してしまい、健康や妊娠に影響が出てしまうこともあるのです。ぜひ、男性の方にも積極的に足を運んで頂きたいですね。中には、ご結婚前にお体のことを気にされた男性の方が感染症や不妊のチェックにお一人で相談にみえることもあります。受診していただければ、病気についてのご説明はもちろん 今後どういった治療すればいいか、何に気をつければいいのかといったアドバイスもさせていただきます。
また、当クリニックでは父の代から男性不妊についても研究を行ってきおり、もちろん治療の面でも男女共に行ってきました。不妊は男性・女性それぞれ半々の原因があるからです。男性不妊への検査は、精液検査を中心に、必要に応じてホルモン検査や超音波検査を加えることもあります。精液検査では、精子の数や動きをモニターで患者さんも一緒に見ながら確認を行います。また、院内には精子凍結保存などの設備も備えています。これからも今までの研究を継承して女性はもちろんのこと、男性不妊への治療やブライダルチェックには力を入れていきたいと考えています。
なるべく自然な形での妊娠を望まれる方はホルモンバランスや性周期などを整えていくことが必要です。当クリニックでは漢方による体に優しい治療も行っており、西洋と東洋のメソッドを組み合わせて治療を行います。
また、体外受精をご希望の場合には、患者さんの希望に沿って、通いやすい、力を入れている治療方法など、最適な医療機関をご提案させていただきます。

副作用の少ない漢方・鍼灸の東洋医学

当院の治療のもう一つの大きな特徴は、漢方や鍼灸といった東洋医学を治療に取り入れていることです。漢方は生薬を処方することによって体を内側から活性化する方法。鍼は外側から活性化する方法です。院内には、鍼灸の部屋があり、鍼灸師さんが施術を行います。肩こりや生理不順、冷え性などのちょっとした体調不良には鍼灸をご紹介させていただいています。この二つの療法の特徴は副作用が少ないこと。体に優しい治療といえます。もし、漢方の処方で効果が出にくい場合には外からの刺激で体を活性化する鍼灸の方法を用いるなど患者さんのお体の状態に合わせて適切な治療法をおこないます。また、「痛いんじゃないか、怖い」など鍼灸の鍼が苦手と感じる方には同様の効果が期待できる柔らかい温灸による方法も可能です。体質や状態に合わせて西洋、漢方、鍼灸の治療を併用して頂きたいと思いますね。
不妊症の患者さんの中には生理不順の方も結構多いのですが、そうしたデリケートな状態の場合にはしっかりと問診を行い、子宮や卵巣だけではなく、胃腸の症状がないか、むくみがないか、など全身の状態を確認した上で適切な漢方処方を行います。女性は月経の悩みや、ちょっとした体調不良になることも多いもの。しかしこうした悩みは病院に行っても病気としてみてもらえないことがあります。中には気分の落ち込みが体調にまで影響する方もいて、心療内科などを受診しながら、なかなか体調不良が回復しない方もいらっしゃいます。そうした領域は漢方や鍼など、体にゆっくりと働きかける方法が得意な領域です。
また、気分が沈んでいるなどメンタルな不調に有効な場合があります。漢方は西洋の薬と併用も可能ですし、薬の服用で一時的に崩れてしまった状態を元に戻す作用も期待できます。場合によっては、今飲んでいる薬を減らすこともできるかもしれません。もちろん、しっかりとお話をお伺いして、併用しては行けないものは判断した上で処方を行いますのでご安心ください。

これから受診される患者さんへ

女性は日々、さまざまな心身のストレスにさらされています。中には、患者さん自身も気づかないような外からのストレスによって体の反応が変わってくることがあるのです。患者さんとの何気ない会話、例えば「来週大きな仕事を控えているので緊張しているんですよ。」…といったことが診療の手助けになることも少なくありません。一般的な問診だけでは得られないことが多くあります。
特に漢方診療をする時に心がけていることなのですが、そうしたことをしっかり引き出せるように患者さんからは時間をかけてお話を聞くようにしています。患者さんには、なるべくお待ちいただかずしっかり時間をとって診療を行うために予約制で診療を行っています。
不妊治療やブライダルチェックを受けたい、生理が定まらない、出血がある、おりものの悩みがある、病気とは言われていないけれども体調不良が続く、気分が落ち込みなんとなくすぐれない…そうしたお悩みがある方はご相談にいらしてください。特に「かゆみや痛みを感じる」「おりものがおかしい」など感染症が疑われる症状の場合には、我慢しても良いことは一つもありません。なるべく早く受診していただきたいと思います。薬や検査、漢方や鍼を使うなど、様々な方法で解決する力になれると思います。 診療には特に怖い検査もないですし、しっかり説明させていただくことでそれまで抱えていた不安も解消されると思います。当院は新宿御苑の近く、閑静な場所にあるクリニック。夜も19時まで、土日も診療を行っています。お仕事帰りやお休みの日にお気軽にご相談にいらしてください。

※上記記事は2018年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

神藤 慧玲 院長 MEMO

麻酔科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:クラッシックバレエ
  • 好きな本・愛読書:遠藤周作
  • 好きな言葉・座右の銘:心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば 人格が変わる、人格が変われば運命が変わる
  • 好きな音楽・アーティスト:クラッシック
  • 好きな場所・観光地:新宿御苑など周辺

グラフで見る『神藤 慧玲 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION