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林 明澄 院長

MEICHOU HAYASHI

長年の病院勤務で得た経験を生かし、すべての女性の健康に少しでも寄与していきたい

東邦大学医学部卒業。聖路加国際病院にて研修後、産婦人科に入局。同病院産婦人科で副医長を務めたのち、2004年に『林ウィメンズクリニック新大久保』を開業(JR山手線「新大久保駅」より徒歩2分、JR総武線「大久保駅」より徒歩6分)。

林 明澄 院長

林 明澄 院長

林ウィメンズクリニック新大久保

新宿区/大久保/新大久保駅

  • ●産婦人科
  • ●内科
  • ●皮膚科
  • ●性感染症内科

幼い頃にかかった叔父の記憶をたどって

林 明澄 院長

両親と共に台湾から日本へと渡ってきたのが1965年のことでした。日本語もまだ不自由だった私に小学校の友達がやさしく接してくれました。高校生になり、手に職をつけるということが脳裏に浮かんだきっかけが、故郷で小児科医をしていた叔父の存在でした。叔父は戦争の時代を過ごし、相当な努力をして医者になった人でした。幼い頃、私も叔父に診てもらったことがあったのですが、自身の進路を考えた時、叔父のようになりたいと考えたんですね。
大学卒業後は聖路加国際病院で研修を受け、産婦人科医となりました。産婦人科は、内科的な要素と外科的要素を併せ持つ科です。その診療の幅広さというものに惹かれ、この道を選んだということになります。
『林ウィメンズクリニック新大久保』は2004年に開院いたしました。当時から外国の方が多く住む地域でしたが、その頃は中国や台湾からいらしている方が多く、私が手助けできることがあるのではないかと思い、この地を開業の場所に選んだのです。

様々な人の、様々なニーズに応えていく

林 明澄 院長

開業当初とは少しずつ層が変わってきており、昨今は韓国の方やネパールからいらしている方が目立つように感じます。私は日本語、中国語、それに英語での診察に対応していますが、やはり最も大事なのは、言葉によるコミュニケーションです。外国から来て右も左もわからない患者さんにとって、自分が言ってることが通じるかどうかは、非常に大きなことです。そして、国によって考え方というものは異なります。病気というものへの捉え方1つをとってみてもそうですし、生活習慣、あるいはお医者さんというものへの認識も違ってきます。それらを考えながらというより、感じながら対応していくことが求められるのです。
その辺りの塩梅というのは、なかなかに難しいものがあり、私も試行錯誤しながら進めてきて、だんだんと患者さんへの理解が伴うようになってきたと感じています。その意味では、患者さんに私も教えられてきた、ということでしょうか。最初の出会いから全てに満足いただくことは難しいかもしれませんが、コミュニケーションの意思を欠かさず、少しずつ良い方向に向かっていけるようにと思っています。

すべての女性の健康「Women's health」に貢献

林 明澄 院長

2001年に、『症状でわかる妊娠中の病気』という本を出版したこともあり、この分野については、得意ということになるのでしょう。クリニックには「3D/4Dエコー」もおこなっており、妊婦健診も承っています。
ただ、全体から見れば、妊婦健診のニーズはそれほど多くはありませんが、むしろ、不正出血や生理不順、膣炎、もしくは更年期障害等、一般によくみられる疾患でお困りの方に対処する機会が多いように感じます。
婦人科は、女性の内科とも位置付けられるものです。全ての女性の健康を見守る場所として機能していけたらと考えています。

カエルグッズコレクションを通じての患者さんとの交流

繰り返しになるようですが、日本語がままならない方が来て、少しでも安心して帰っていただけることが、私のやりがいとなっています。患者さんの多くは紹介で来院されるものですから、ご本人はもとより、紹介してくれた方の信頼に応えていきたいものですね。言葉が不自由ですと、一般のクリニックではコミュニケーションが取れず、入口の段階で困ってしまう方が大勢いらっしゃいます。その方達の拠り所の1つとなれればと思っているところです。
私はカエルのグッズを集めるのが好きなのですが、患者さんも私の好みを知り、プレゼントを持って来てくれることがあります。そういうことの1つひとつが、私にとっては大きな励みになり、やりがいのひとつとなっています。

これから受診される患者さんへ

インターネットに象徴される情報化社会の到来ですが、情報の氾濫により、逆説的にどの情報が正しいのかを見極めるのが難しくなっています。かしこ患者になるために、より多くの情報を得て、自己責任において、良い病院をお選びください。親切に対応してくれて、包み隠さずあらゆることを伝えてくれるというのが、その1つの基準となるでしょう。今は、様々な医療情報を得ることができる時代です。すべてを医師に委ねるのではなく、必要な情報を得ることを心がけることが、より良い結果をもたらしてくれると思うのです。
お身体のことで困ることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆さんが無事に帰れる(カエル)よう、できる限りのことをさせていただきます。

※上記記事は2018年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 明澄 院長 MEMO

  • 出身地:台湾
  • 趣味:読書、カエルグッズコレクション
  • 好きな本:科学系
  • 好きな映画:『男はつらいよ』
  • 好きな言葉:To be the Self or Nonself, that is a matter.
  • 好きな音楽:フォークソング
  • 好きな場所・観光地:自然の多いところ

グラフで見る『林 明澄 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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