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永積 惇 院長

ATSUSI NAGAZUMI

どこまでも患者さん本位の医療を目指し
患者さんに負担を掛けない医療を行う

日本医科大学を卒業後、当該大学病院で神経内科(専門は脳卒中、認知症)に永く携わる。日本医科大学の教授を退職後、同大学の癌免疫(ワクチン)療法研究施設所長を15年間務める。また20年前から金内メディカルクリニッの神経内科で脳ドッグを担当し、2016年4月から同病院の院長として活躍中。

永積 惇 院長

永積 惇 院長

金内メディカルクリニック

新宿区/西新宿/西武新宿駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●消化器外科
  • ●脳神経内科
  • ●糖尿病内科
  • ●脳神経外科
  • ●放射線科
  • ●代謝内科

数学を目指していたが、あるきっかけで「医療の道に進む」

永積 惇 院長

私の父が満州で医科大学を卒業し医院を開業していたのですが、私が小学校2年の時に終戦を迎え、小学校4年の時に日本に帰国。中学、高校は開成学園で学び、日本医科大学に進学しました。元々数学が好きであり、その道に進む予定でしたが、あるきっかけで医学部を受験することになり、合格しました。日本医科大学では神経内科を専攻して、脳卒中や認知症の治療を主に行ってきました。

とにかく患者さんに負担を掛けない、患者さんが話しやすい環境を作る

永積 惇 院長

可能な限り患者さんには時間を取らせたくないため、2回来院するところを1回で済ませるように、検査結果は直ぐ患者さんに伝えるようにしています。診察開始の1時間前には出勤して、メールで患者さんの悩みや相談を聞きます。その結果はカルテに記載して治療の参考にしています。
また、患者さんとなるべく多くの会話をする事を心がけ、必ず患者さんの顔を見て説明します。最近の若い医師はパソコンの画面を見て患者さんと話をしている事があるのですが、医師は患者さんの命に関する仕事をしている訳ですから、私は患者さんの話は顔を見て、目を見て聞くのが良いと思っています。そうすると患者さんも話しやすくなりますから。薬を処方する時は「副作用」の話をして、「もし薬が合わないようなら遠慮なく言って下さいね」と言うようにしています。患者さんは不安を抱えて診察室に入ってきますから、「笑顔」で接するのも大事です。こうしたことを通して、患者さんが医師に話をしやすい環境を作ることを心がけています。

病気は医者と患者さんの共同作業で治すもの

永積 惇 院長

私が医学部の3年に進学した時、ある有名な先生から「君たちは治る病気を治せるだけである。治らない病気は治せないものだよ」と言われて、「この先生は間違っている」と憤慨したことを覚えています。科学者を自負していた私は、病気を治す為に勉強しているのだと考えていました。
ところが私が医者として勤務し始めた時、生きる目的がある患者さんは命を長らえ、生きる目的のない患者さんは早く亡くなるという場面に遭遇し、さすが名医が言った事は間違ってなかったと初めて気がついたのです。要するに「生きようとする気力」、精神力が病気の治療にはとても大切であると思い知らされました。

地域密着型の医療を目指す

当院は健康診断も行っている関係で、地域の企業と関わりがあります。当院では最新の医療機器であるMRIやMRA、マンモグラフィー、経鼻内視鏡(胃カメラ)、頸動脈エコー、などを揃え、脳ドッグ等の先進的な医療も行い検査結果はデジタル化しています。
そうしたことから全国から患者さんが来られますが、当院としては地域密着、東京中心の医療を目指していきたいと考えています。患者さんの負担を考えると、近くの医院に頼る方が良いですからね。患者さんにはなるべくお住まいの近くの病院で治療を受けられるように、紹介を行っています。

これから受診される患者さんへ

金内メディカルクリニックは、地下鉄丸ノ内線「西新宿」から徒歩7分、JA山手線から見えるビルの2階にあります。
患者さん、特にご高齢の方に気をつけていただきたい事は、とにかく「歩く」ことです。足を使わないと足の機能(筋肉)が衰える「サルコペニア」の危険性が増します。ご高齢の両親と同居している方に多いのですが、「親に何もさせない」という、一見して親孝行な行いが、実は良くないのです。やれることはやってもらうという考え、役割分担をして存在価値を自覚してもらう事が大切なのです。例えば片腕まひの親御さんがいらっしゃれば、ベルトは自分で締めさせることです。片腕まひでもきちんとできる人がいるのですから。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

永積 惇 院長 MEMO

  • 出身地:満州 奉天
  • 趣味:患者さんを診る事、ゴルフ、麻雀
  • 好きな本:歴史関係の本、推理小説
  • 好きな言葉・座右の銘:「誠心誠意」
  • 好きな音楽:クラシック音楽や軽音楽
  • 好きな場所:(診察室)または(ゴルフ場)

グラフで見る『永積 惇 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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